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- 当院のこだわり
「医療に詳しい隣人」のような感覚で心や身体の不調を気兼ねなく相談できるクリニックを目指しています。
精神は身体の全ての疾患に付随するという点に興味をもち、精神科を志しました。ごく身近な存在として皆様と関わり合うことを通して、心身の不調を和らげるお手伝いができれば幸いです。
精神科を目指したきっかけ
心の病と向き合うことを通じて、様々な人と関わることができる点に興味が湧きました。
私は医師の家系ではなかったこともあって、医学生の時には、何を専門にするかが決まっていませんでした。様々な診療科目を学んでいくうちに、身体的な疾患全てに付随してくる精神的な側面に、次第に惹かれるようになりました。
精神的な疾患は身体的な疾患と違い、どのような状態になれば「寛解(症状が治まっておだやかな状態)」と言えるかが曖昧で分かりにくいこともあり、1人の人として継続的に関わり合っていくなかで症状を見きわめることが必要になります。学生時代に外科、内科、耳鼻咽喉科などを一通り学んでみて、精神科は幅広い疾患との関わりがあること、また年代や性格など幅広い人たちとも関われることに興味ややりがいを感じ、今にいたります。
診療のモットー
「ちょっとだけ医学に詳しい隣人」くらいの身近な存在でありたいと思っています。
私の理想は、「ちょっと医学に詳しい近所のおじさん」といったイメージで地域の皆様に親しんでいただけるような医師です。
ですから、身体の不調であってもお気軽にご相談いただければと思います。
実際、風邪や花粉症など日常的な疾患を診ることもあります。 また、身体と精神は連動していますので、不調の原因がどちらにあるかは見極めにくいところもあります。しかし、心療内科や精神科はどうしても敷居が高いイメージがあるせいか、例えば、胃が痛い、食欲がない、頭が痛い、微熱がある、ホルモンバランスが崩れているなどの症状では、内科や耳鼻咽喉科、産婦人科などを受診される方が多くみられます。
しかし、その原因が精神にあることもあります。いろいろな科を受診して、最終的に心療内科や精神科へという流れですと、患者様の負担も大きいですから、「ちょっと聞いてみようかな」くらいの感じで気軽に来ていただければと思います。 当クリニックでは、精神的なお悩みだけでなく身体的な悩みも親身に伺い、精神的な疾患が関係しているかどうかを丁寧に診断しています。
なお、精神に問題がなく、身体的な疾患と判断した場合は、患者様が必要な治療を受けられる病院などをご紹介することも役目の1つと考えています。
心地よくお過ごしいただくための配慮
院内を清潔に保ち、できるだけお待たせせずに効率よくご案内できるよう心がけています。
つらい症状を抱えて来院される患者様の負担が少しでも和らぐよう、受付スタッフと連携して、来院から診察、お会計まで、効率よくご案内できる体制を整えています。
また、院内をいつも清潔に保っておくため、スタッフともども身だしなみに気を配り、トイレは私が毎朝清掃しています。
なお、スタッフは温厚で気配りができる人たちですので、お困りのことがありましたらお気兼ねなくお声がけください。
患者様へのメッセージ
心の問題でも身体の問題でも、身近な医療相談窓口となれることを願っています。
当クリニックは完全予約制ではありませんので、心の痛みでお悩みの方は初診の方でも再診の方でもお気軽にお越しいただけます。
また、普段かかっている医院の予約がたまたまとれなくて困っているといった場合でも柔軟に対応いたしますので、お気兼ねなくご相談ください。
「精神医学にちょっと詳しい近所のおじさん」のイメージで親しみのあるクリニックとして、病へ一緒に向き合いながらさまざまな方とお話しできることを願っています。